相談の流れ

気軽に弁護士に相談に行きましょうと言っても、多くの人は緊張してしまうことでしょう。
私もそうでした。しかも私の場合は自分のことではなく親のことですから、自分の問題で相談に行く人は余計そうだと思います。

このページでは、そういった不安を少しでも減らすため、相談したい弁護士を見つけてから、相談までの流れについて説明したいと思います。

まずは相談の予約

ホームページなどで、相談したい弁護士事務所を見つけたら、まずは電話で予約を取りましょう。
予約なしで、いきなり法律相談に行っても、相談に応じてくれる法律事務所は少ないですので、気をつけましょう。

当たり前のことですが、弁護士は、予約した相談者を優先させます。
また、裁判所などに弁護士が出かけていて、そもそも事務所に弁護士がいないというケースもあります。

また、近年は弁護士に対する業務妨害が一部問題となっています。近年も、横浜で弁護士が相手方に逆恨みされて刺殺されたという事件がありました。
そのため、アポのない来客は警戒するよう弁護士会から注意喚起が出ているようで、予約なしで事務所に行っても、そもそも弁護士事務所に入ることさえできないという場合も多いようです。

また、電話する前に必ず事務所名を確認しましょう。
その際、事務所の名前に「法律事務所」という単語が含まれているか必ずチェックしてください。
法律事務所という単語は弁護士以外は法律によって使えないこととされています。
逆にいうと、法務事務所とか法律相談所というのは弁護士事務所ではないですから、注意しましょう。非弁に相談することほど愚かなことはありませんよ。

弁護士事務所に電話をかけると、相談日の希望を聞かれると思いますので、自分の都合を話し、日時を決めてもらいましょう。
また、無料相談なのか、相談料を取られるのかは、必ず電話で確認しておくようにしましょう。

準備すべきこと

相談の予約をしたら、相談日までに、相談の準備をしましょう。
無料相談と言っても、初回30分や1時間という事務所も少なくありません。
相談の時間は限られていますから、無駄な話をしないように、相談することをまとめておくと良いです。

内容が複雑な場合は時系列表を作って相談開始時に弁護士に渡すと、弁護士としては助かると言っていました。
また相談日に迷わないように、事務所までのルートを確認したり、地図を印刷しておきましょう。

持参するもの

無料相談の場合はお金を持って行く必要はありませんが、正式な依頼も考えている場合は、着手金相当額を持っていっても良いでしょう。。

ただし着手金は振込に限定している事務所もありますから、確認が必要です。

また、正式な依頼をする場合は契約書を作ることになります。印鑑は必ず持参しましょう。

もちろん、相談内容に関する資料を持参することは言うまでもありません。

事務所に着いたら

相談日は必ず予約した時間に事務所に行きましょう。5分前くらいに着くと良いでしょう。
受付に名前を言って、相談室に案内してもらいます。
最初に相談シートみたいなものに記入を求められる事務所が多いようです。
これは、相談の概要を最初に把握するためです。また、弁護士は既に受けている事件の関係者については相談を受けてはならないことになっています(当たり前ですね、自分が相談した弁護士が相手の弁護士だったら情報が筒抜けになって最悪ですから)。

弁護士は守秘義務を負っていますから、ここで記入した内容や相談したことが外に漏れる心配はありません。
嘘などを書くと後で問題となりますから、ここは正直に書きましょう。
相談シートを書き終わったら弁護士が入ってきて、挨拶をして、いざ相談スタートです。

相談の仕方ですが、一方的に話始めるのではなく、聞かれたことに答えていくというスタンスでいるのが良いでしょう。
弁護士は話を引き出すプロですから、争点となるポイントを中心に質問してきます。
一方、相談者が一方的に話してしまうと、あせっているということもあり、脈絡のない話し方をしてしまったり、相談時間がオーバーとなってしまい、弁護士の回答が短くなってしまうこともあります。
落ち着くことが大切です。

相談が終わったら、弁護士の回答だけで終了するのか、事件の依頼もするのかという話になるでしょう。
回答だけで解決できそうであれば、相談のみで終了すれば良いですし、依頼を希望する場合は契約をします。
契約する場合は必ず弁護士費用を確認するようにしましょう。
相談は無料でも、依頼は無料ではありませんから、しっかり確認することが大切です。迷っている場合は、費用だけ聞いて、家で検討させてもらうと良いでしょう。

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