非弁に注意

非弁という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
「ひべん」と読みます。

読んで字のごとく、弁護士でないということですね。

実は日本では弁護士の数が少なかったこともあり、弁護士でない者が勝手に弁護士の仕事をしているケースがあるのです。
典型的なのが示談屋ですね。

弁護士資格がないわけですから、当然、法律知識も完璧ではありません。

そもそも弁護士法という法律にも違反しており、これは犯罪行為です。
そして、そのような犯罪行為をする者たちですから、依頼者に対するサービスもそれほどよくありません。

報告などがないから、問い合わせしたら、逆切れされたなんて話も聞くほどです。
法律問題に困ったら必ず弁護士に相談するようにしましょう。
「俺が安く解決してやるよ」などと甘い言葉に騙されてはいけませんよ。

非弁が多い分野は債務整理と交通事故です。
この2分野は儲かる仕事なため、弁護士以外の者がなんとか仕事を取ろうと必死です。
もし、そのような人達に近づかれたら「あなたは弁護士ですか。そうでないなら法律に違反してますよね。警察に通報しますよ」と言ってやりましょう。

そそくさと退散するはずです。

懲戒弁護士

弁護士といっても、全員が頼りになるわけではありません。
中には仕事をしなかったり、悪徳な者もいます。

たとえば、2009年には1402人が懲戒請求を受けています(なお、請求だけは誰でもできるので、実際に問題のあった弁護士の数はこれよりずっと少ないです)。

実際に弁護士法によって弁護士会が懲戒請求を行うのは2%未満です。
弁護士の懲戒情報は「自由と正義」という雑誌に掲載されています。

この他にも大阪弁護士会には2011年に証拠改ざんにより辞任した検事が入会しているなど、多くの問題が指摘されています。
特に最近は弁護士の数が急増しており、昔の良き時代を忘れられない老齢弁護士を中心に顧客のお金を横領したりする事件なども時々起きています。

こういった弁護士とのトラブルを避けるには、依頼者としては、委任契約書をきちんと作ってもらう、説明が丁寧な弁護士に委任しようとするなどの防衛策が求められます。

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